すばらしきこの坂道

乃木坂46への愛を叫ぶ場所

アンダーライブ2019@幕張メッセ千穐楽~進化と深化と真価~

アンダーライブ@幕張メッセ2日目千穐楽レポブログ。初日もチケットを持っていたけど、どうしても外せない仕事で行けなかったのでこの日に懸ける僕の想いは強い。1時間前に会場に着いてアンケートを書いて座席へ。上手側3階スタンド。正直興ざめするザンビのVTRを挟みつつライブ待機。

影ナレ 佐藤、吉田

M00 OVERTURE

ーダンスパフォーマンス

M01 狼に口笛を(C:岩本)

M02 自惚れビーチ

M03 13日の金曜日(C:渡辺)

M04 滑走路

M05 シークレットグラフィティー(C:岩本)

ーMC 

M06 嫉妬の権利(C:理々杏、中村)

M07 三角の空き地

M08 あの日 僕は咄嗟に嘘をついた(C:阪口)

メドレーコーナー

M09 別れ際、もっと好きになる(C:寺田)

M10 不等号(C:山崎)

M11 その女

ーMC 渡辺 中村、鈴木、山崎、吉田

ユニットコーナー

M12 自由の彼方(中田、和田)

M13 My rule(理々杏、岩本、寺田、佐藤、阪口)

M14 君が扇いでくれた(中村、山崎、吉田)

M15 ブランコ(鈴木、渡辺)

ーMC 

M16 君は僕と会わない方がよかったのかな~Acoustic ver.~

M17 初恋の人を今でも~Acoustic ver.~

M18 誰よりそばにいたい(C:岩本)

ーMC お悩み相談

M19 新しい世界

M20 ここにいる理由(C: 理々杏)

M21 風船は生きている

M22 アンダー(C:岩本)

M23 日常(C:岩本)

ーMC 岩本

M24 ~Do my best~じゃ意味はない

 

EN1 生まれたままで(C:岩本)

EN2 左胸の勇気

EN3 涙がまだ悲しみだった頃

EN4 春のメロディ

EN5 扇風機(C:岩本)

ーMC 

EN6 乃木坂の詩

 

WEN 岩本挨拶

横アリの映像を中心としたVTRと共にOVERTUREからライブはスタート。ダンスパフォーマンスを経て1曲目は狼に口笛を。正直イントロでの蓮加ちゃんの煽りで1回涙腺やばかった。アンダーライブ開催発表で不安で泣いてた子のあんな姿見たら泣きそうになる。続く自惚れビーチは絢音ちゃんの煽りが可愛い。コールが定まってない頃僕は今回みたいな「カモーンカモーンカモーン」を一緒に歌うのをやってて好きだったから今後も続けて欲しい。13日の金曜日はアリーナにトロッコ登場。みり愛ちゃんの甘々ボイスが可愛かった。ステージに戻っての滑走路サイリウムの色変えなしで純粋に曲を楽しめたのがいい。(夏のツアーではサイリウム消してた。)滑走路の蘭世ちゃんは特別に可愛いから好き。そして舞台でいないちまの代わりに蓮加ちゃんセンターのシークレットグラフィティーで最初のブロックは終了。

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MC明けはりりーれのちゃんWセンターで嫉妬の権利。会場は真っ赤に。てっきり蓮加ちゃんと誰かかと思ってたからびっくりだったけどとってもよかった。続いて花奈ちゃんセンター曲の三角の空き地。イントロが聴こえてめちゃくちゃ嬉しかった。中田花奈の「私を見ろ」と言わんばかりの最高最強ダンスを見れる大好きな曲。オレンジっぽいライティングが曲に合っててとっても素敵で泣いてしまった。あの日 僕は咄嗟に嘘をついたはたまちゃんセンター。井上小百合卒業のこのタイミングで誰がセンターをやるのかって結構重要なところだったと思うんだけどたまちゃんがセンターをやったことの意味は大きいはず。

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ここからはメドレー。まずは別れ際、もっと好きになる。アンダーライブでこの曲をやるのは実に近畿シリーズぶり。蘭世センターで1発目のサビのみですぐ次の不等号へ。センターはれなちさん。ステージセットを使ったフォーメーションと演出がめちゃくちゃカッコいい。そして1番終わりで途切れることなくその女へ。蘭世のソロダンスがカッコいいし可愛いしでたまらんぜだった。このメドレーはMIXが最高だったし曲の繋ぎ方がシームレスで激アツだった。

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MC明けはユニットコーナー。花奈ちゃんまあや2人の王子様による自由の彼方。これがもう最高だった。超カッコいい。アリーナトロッコで客席を挟んで向き合って歌ってた場面は鼻血出るかと思った。続いてりりーセンター、蘭世、蓮加ちゃん、楓ちゃん、たまちゃんでMy rule。大サビまではテンポを落としてゆったりと。大サビはオリジナルに戻して振りもオリジナル。まわりのメンバーを見て「私先輩やん」と言っていた蘭世ちゃんが可愛い。君が扇いでくれたはれなちさん、れのちゃん、あやちゃんの3人でバラードver.。衣装の冬っぽさに違和感はあったけど歌声はとっても素晴らしかった。ユニットコーナー最後はみり愛ちゃん、絢音ちゃんでブランコ。蘭世ちゃんのブランコが見たかったってのは勿論あるけど、それぞれのパートが長めなのが新鮮でよかったし、サビのダンスはしっかりオリジナルをやるのもよかったし、あと間奏のダンスが今回だけのものだったのもよかった。

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ここからは席に座って聴くバラードコーナー。1曲目は君は僕と会わない方がよかったのかな。会場は自然とピンク1色に。こうやって自然にそうなることがヲタクとしてはすごく嬉しい。続いて初恋の人を今でも。この2曲のバラードアレンジは曲の世界観をより濃く表現しているようで素敵だった。最後は誰よりそばにいたい。アンダー曲唯一のバラードソングが会場に感動を届け盛大な拍手でバラードコーナーは終了した。

 

開演前に募集したメンバーへの質問、お悩み相談コーナーを経てライブは本編最後のブロックへ。ここからがまさにアンダーライブの真骨頂。まず絢音ちゃんセンターの新しい世界。イントロとサビの入りが大好き。当時選抜だった蘭世ちゃんはゆったんポジ。中部シリーズが1年半も前のことに驚きを隠せない。ここにいる理由はりりーセンター。けもフレ舞台でレッスンもリハも時間がなかったなかで何曲もセンターを務め上げたりりーにはあっぱれ。続いて風船は生きている。イントロで一気に会場が白に染まっていったのを見てめっちゃ笑顔だったみり愛ちゃんの顔が忘れられない。アンダーライブでみり愛ちゃん→れなちさん→絢音ちゃんって繋がるの久しぶりな気がして嬉しかった。そしてアンダー。大切な大切な曲。メンバーの前に登場した幕には同じ振付で踊るシルエットが映し出されていた。間奏の蓮加ちゃんのソロダンスが素敵で泣きそうだった。乃木坂46で最も盛り上がる曲の1つにまでなった日常は今までのアンダーライブとはまた違った熱さを作っていると思ってる。最高だった武蔵野の森からライブを追うごとに進化していってるのが感じられるし多分この日1番盛り上がってた。

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MCでは座長蓮加ちゃんのお話。「ライブが終わったときに『かわいかった』で終わってほしくなくて。『パフォーマンスがカッコよかった』という印象が一番強く残っていてほしいので、今日は昨日よりそういう気持ちを全面に出してやれたかなと思います」と語り本編最後の~Do my best~じゃ意味はないへ。発表当初は特に歌詞に対してのネガティブな意見も多かったけど、今日の蓮加ちゃんの話を聞いた後の披露がすごく刺さってきて、“ああこの曲は蓮加ちゃんがセンターでやることにすごく意味がある曲なんだな”って思えて大好きになった。蓮加ちゃんがセンターで堂々とパフォーマンスを披露し無事に本編の幕は閉じた。

 

アンコールは一気に5曲のメドレー。生まれたままでから始まり蓮加ちゃん蘭世ちゃん絢音ちゃんみり愛ちゃんはスタンドトロッコへ。一般の天空席だけど近くまで来てくれて嬉しかった。左胸の勇気では他のメンバーがアリーナトロッコへ。アリーナトロッコがアリーナ席後方で集合する感じが東京体育館を思い出してなんかいい。涙がまだ悲しみだった頃を経てメンバーはステージへ戻り春のメロディー。花奈ちゃんセンターのこの曲はサビでサイリウムを回すのが楽しい。メドレーラストは蓮加ちゃんセンターで扇風機。当時最年少だった飛鳥ちゃんのセンター曲を現アンダー最年少の蓮加ちゃんがセンターでやるのがエモい。振りコピが楽しくて好き。

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MCでのみり愛ちゃんの「内心ちょっと心配でずっと隣で見てたんだけど、私がセンターの時なんかぼろ泣きして始まったのに、蓮加は泣かずにやり通した」がなんだか素敵だった。東京体育館の初日にぼろ泣きして怒られたみり愛ちゃんだからこそ色々思うところもあったのかなと思う。開催発表で泣いていた蓮加ちゃんが立派にセンターを務め上げたことを1番嬉しく思ってるのはみり愛ちゃんなんじゃないかな。

 

最後は恒例の乃木坂の詩でライブは終演、ではなく鳴り止まない「乃木坂46」コール。公演終了アナウンスが止まらないけど、それでもアンコールを続けて全員が“なんとかもう一度だけ”って願っていた空間が大好きだった。そしてそれに応えて出てきてくれたメンバーも大好き。台風がやばいから楽曲披露はできないけどそれでもと出ることを許してくれた運営も大好き。既定路線のWアンコールではなくあの場にいたみんなが“なんとか”って実現した最後の空間が僕は大好きだ。マイクを通さずの「本日は本当にありがとうございました!」がとっても清々しくてとっても素敵だった。

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楽曲、演出、構成の色んな所で今までのアンダーライブの場面を思い出して、アンダー楽曲全曲披露も相まって“アンダーライブの良い所全部やりますスペシャル”みたいなライブだった。アンダー楽曲だけのライブは4thから始まって、それ以降ユニット以外アンダー楽曲だけとかはあったけど全くなしっていうのは今回が初めて。今アンダーライブは第3章だと僕は思ってるんだけど、今までを取り入れてさらに進化させたライブだったと思う。改めてアンダー楽曲の幅広さ、奥深さ、そして強さを感じたライブでもあった。オリジナルもそこからガラッと変えたアレンジも、メドレーも全部良くて盛り上がったりしっとりとしたり感動したりできる、そんな楽曲たちを全部披露してくれた今回のアンダーライブ最高に決まってる。

 

今までのアンダーライブになかったものを取り入れ進化し、今までの良かったところを深化させ、そしてそれらがガッチリとハマりアンダーライブの真価を発揮した、そんなライブだったと思う。第3章に突入した(と思ってる)アンダーライブはこれからもその価値を高め、そしてそれに伴い初期のアンダーライブらしさはもしかしたら薄れていってしまうかもしれない。(かく言う僕自身も4thシリーズからしか知らない。)だがしかし、その変化は決して否定するものではないはずだ。それらを全部包み込む良さがアンダーライブにはある。進化し深化させ真価を発揮し続けていくアンダーライブの魅力はそんなことじゃ薄れないに決まってる。と、タイトルの意味を回収してこのブログを終わりにしようか。

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アンダーメンバーに幸あれ。