すばらしきこの坂道

乃木坂46への愛を叫ぶ場所

HOMESICK

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homesick:ホームシックな、恋しくて、懐かしくて

 

「sick」には、恋しがるという意味とうんざりするという意味がある。「home」を恋しがる。「home」にうんざりする。
では「home」とは、伊藤万理華にとっての「home」とは何だろうか。

 

①写真

前康輔さん。前さんの写真はヨリが好き。自宅での撮影もあったとのことで今までよりもナチュラルな伊藤万理華だったと思う。

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②漫画「おかえり」

椎名うみ先生。読んだことはないけど知ってるってくらい。この短編は展示の中心。漫画本として読ませる展示スタイルは斬新でそれだけで絵になる。死から生への「ただいま」と生から死への「ただいま」。帰るべき場所はどちらなのか、そこに「home」のヒントがある気がする。

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③ショートムービー「HOMESICK」

柳沢翔監督。「おかえり」を軸に実写化。伊藤万理華にああいうやばくて幼い役をさせたら右に出るものはいない。『今、出来る、精一杯。』よりも心抉られて正直吐きそうだった。もう2度と見たくない。でも全人類に見て欲しい。

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④ファッション×ダンス

菅尾なぎささん。衣装は4つ。入ってすぐに展示してあるのが1番好きかも。菅尾さんの振り付けで伊藤万理華が踊る映像を見ることができるの幸せすぎる。

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伊藤万理華にとって「home」とは、過去の彼女自身、誰かのイメージの中の彼女、そんな感じなんじゃないかなと勝手にだけど思う。過去を恋しがり、そして誰かのイメージにうんざりする。そんな「homesick」。そういうもの全てを含んだ伊藤万理華の今が“HOMESICK”には詰まっている。

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「“HOMESICK”は、乗り越えた私。」でもあり、「“HOMESICK”は乗り越えた、私。」でもあるのかもしれない。