すばらしきこの坂道

乃木坂46への愛を叫ぶ場所

セラミュ上海ひとり旅〜準備編

セラミュ上海ひとり旅。初海外っていうこともあるので記録として残そうと思う。

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(東京公演のお写真)

 

まずは準備編。

 

 

10.14 上海行きたい

セラミュ東京千穐楽が終わってこのままお別れしたくなくなる。

あれこれ無理すれば行けるんじゃね?と思い始める。

 

10.17 チケット購入(締切2分前)

散々悩んでギリギリでチケットを取る。

千穐楽S席16000円。

国内チケットの販売終了早すぎ。

 

10.24 パスポート申請

はじめてのパスポート申請。

①事前に実家の方から戸籍謄本を送ってもらう。

②web申請書をダウンロードして、

www.mofa.go.jp

③新宿のパスポートセンターへ。

www.seikatubunka.metro.tokyo.jp

待ち時間含めて20分くらいで申請完了。

10.31以降に受け取れるとのこと。

 

11.01 パスポート受取

再びパスポートセンターへ。

10年パスポートなので16000円を払い受取完了。

 

11.01 航空券確保

元々目をつけていた便が高くなっていたので悩んでいたら行きも深夜便があった。

込々27000円くらい。安い。最悪行きの便を変えて新しく取っても元々のと金額的にほぼ変わらないのでとりあえず予約。

ついでに終演時間が遅くて空港までの移動手段がタクシーになるので送迎車も予約。4000円くらい。

全部Trip.comで。

jp.trip.com

 

11.13 日本円→中国元

郵便局行ったら日本円→中国元ができなかったので新宿にあるUFJの外貨両替専門コーナーへ。

www.bk.mufg.jp

25000円分を中国元に。1400元(24094円)。

 

11.21 ガイドブック購入

買ったはいいけど仕事忙しくて家で読む時間なかった。

 

11.23 荷物準備

前日早朝2時~19時まで仕事で死んだように寝てたので移動当日準備。

◆持ち物

・パスポート

・中国元

VISAカード

・財布

・充電器

・モバイルバッテリー

・着替え(予備)

上着

・筆記用具

・マスク

・除菌シート

・ハンカチ

ティッシュ

・歯ブラシ

・ワックス

・傘

◆劇場用

・チケット

・コンタクト

サイリウム

・オペラグラス

・お手紙

・メモ帳

 

 

準備編終わり。

こう見ると準備不足感は否めない。

 

 

 

『G線上のあなたと私』5話

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理人は失恋、幸恵は義母の介護によりバイオリン教室をやめ、会うことがなくなった3人。繋ぎ止めていたバイオリンがなくなり少しずつその関係は崩れていったが、再び繋ぎ止めたのもバイオリンだった。幸恵が義母から「たまには」とバイオリンを弾くことを許されたのだ。久しぶりの3人でのカラオケでの練習は、也映子の“デート”によって理人と幸恵の2人だけになってしまったが、理人の「コンサートやりませんか」という発言からも今後この関係は再び距離の近いものになっていくのだろう。

 

そんななか理人はバイト先で也映子の“デート”に出くわす。死んだ目をした也映子に。婚活で出会った白鳥が無理すぎるのだ。見ているこちらからも、いや無理、と思ってしまうほど。也映子は白鳥と別れた後、理人をすぐ下の階の焼き鳥屋に呼び出し、その想いを理人に語る。

白鳥との時間が無駄だったと言い、理人に対しての眞於の「時間を無駄にすることになります」は優しさだと語る也映子はこんなことを話す。

私たちが持ってる時間って限られてる。その大切な時間を誰のために使いたいかってことだよ。(中略)今まで自分が誰のために時間を割いてきたのか。それか意識してなくてもつい一緒に時間を過ごしてしまうのは誰なのか。きっとそういう誰かがさ、ほんとに大事な人なんだよ、きっと。時間なんだよ。

今回のキーワードは“時間”だ。その人と過ごしてきた時間の長さ。幸恵は夫の浮気は許してないし許せるわけないけど今まで過ごしてきた時間を簡単には捨てられないと話す。也映子は白鳥ではなく間違いなく幸恵と理人と過ごしたかったと。

幸恵も理人もそれぞれ家族や好きな人という大切な“時間”を過ごしたい人がいるけれど、きっとそこには也映子を含めたこの3人の時間が存在している。バイオリンで繋がる関係が6話の予告でもあったように「私たちの関係っていいものなんじゃないかな」と言えるとても素敵なものとしてそれぞれのなかにあるはずだ。

 

そして少しずれるかもしれないが、この“時間”は「誰のために」に留まらず「何のために」とも言えるのかもしれない。「何のために」時間を使いたいか。「何のために」時間を割いてきたのか。「何のために」意識しなくてもつい時間を過ごしてしまうのか。

自分が生きる上でこの“時間”というキーワードを、その指標として持っていたいと強く思った。

 

 

p.s.

なんだかBlu-ray BOX買う気がしてる。

 

 

 

2019/11/09 24th個別握手会@幕張メッセ

土曜の幕張とかどうせ仕事終わりでも行けないし死券になりそうだからって枚数取らなかったらまんまと休みだった。痛恨のミス。

 

5部

北野日奈子

3枚

 

寺田蘭世

1枚

アップトゥボーイよかったよって話

 

2枚

僕「セラミュ上海行くことにしてね」

蘭「え、行くの」←めっちゃ笑顔まじ天使

僕「そう、しかも初海外でさ」

蘭「えー」

僕「もう怖くて怖くて」

蘭「えー、頑張れ」

 

ちょっとでも会えてよかった。楽しかった。

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ただ、いつまで経っても券の取り方が下手なまま。次の幕張はセラミュと被ってるらしい。やっちまってる。

 

 

 

 

『G線上のあなたと私』3話

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也映子(波瑠)と理人(中川大志)が居酒屋で向き合いビールを飲む。幸恵(松下由樹)の急遽の欠席はあったものの、『G線上のアリア』を披露し大成功で終わった秋の発表会の打ち上げと称して海鮮居酒屋に入った2人。眞於(桜井ユキ)に盛大にフラれた理人はそれを紛らわすかのようにまだ慣れないビールを飲む。

 

印象的だった也映子のマジ泣き。

何よ。“時間を無駄にすることになります”って。

何?無駄って?無駄って何?

理人くんの努力をあなたは知ってるのか?

意味がないってわかってても一人でカラオケで練習したりとか

くっそウザいマニュアル作って仲間スパルタ教育したりとか

そういうの全然知らないくせに

加瀬理人の今までを全否定するような、あんな言い方ってない。

だけどあれ以上の断り方もない。

先生めちゃくちゃ素敵な人だよ。

理人くんが好きになるのわかるよ。

間違ってないよ、絶対正解。

 

バイオリン続けようよ。

せっかく弾けるようになったしさ。

理人くん、ビブラートすごい上手だしさ。

きっともっといろんな曲が弾けるようになってもっと楽しくなるよ。

 

幸恵さんだってこんなのが最後じゃすごい残念だと思うしさ。

3人で続けようよ。

ね?やろうよ、やめないでよ。

少し前まで赤の他人だった3人。3人ともがそれまで特に仲が良いと言える人はいなかったように思える。そんな3人が“大人の”バイオリン教室で出会いその仲を深めていった。赤の他人のために涙を流し、この3人の場所をなくしたくないからとマジ泣きしてしまう也映子が愛おしくて仕方ない。そして、照れ隠しでそれを笑ってしまう理人も可愛い。

人間的に魅力的でとっても素敵なのになぜ特に仲が良いと言える人がいない(ように思える)のか。也映子は婚約破棄されたことを退社の時まで誰にも伝えず家族といとことしか心を通わせていない。理人は大学やバイト先で人間関係が充実しているような感じはなく家族にも居場所がなさそう。幸恵は夫と義母と良い関係ではなく唯一の救いは娘だけ。

どうしてだろうとなんとなく考えながら見ていたけど、人間関係はコミュニティがないと成り立たない、いや深まらないからなのではないか。僕自身学生時代の部活で築いた人間関係をすり減らしながら生きていて、今更新しく深い関係になる人ができる気は全くしない。「“大人の”バイオリン教室」という本来必要ない場所、コミュニティによって、そしてそこに恋愛や家族というようなパーソナルなことが絡み合い、3人の仲は深まっていった。

大人になって新しい出会いを見出すためには、自分自身を新しいコミュニティに放り込むことが必要だと思った。それも利害関係のないコミュニティに。

 

中川大志くんのシャッタードン最高だった。もっとくれ。

 

 

 

現在過去未来もあなたに首ったけ

セラミュが終わっちゃった。

セーラームーンの世界に巡り会って、お別れするのが寂しくて仕方なかった1年前。再演が発表されて、また会える、あのキラキラ輝く世界に行くことができる、って嬉しくて。でもいざ始まってみるとすぐ近くにあるお別れが辛くて、寂しくて。今も寂しくて仕方ない。

この思い出を冷凍保存してとっておきたい。いつまでも変わらずキラキラのまま。

うん、わかってる。そんなことできないのは。だからこうして文章にして残しておこう。もし記憶が薄れて行っても、セーラームーンがその記憶を思い出したように、僕も思い出すことができるはず。自分のために今の想いを紡いでおこう。

 

どこから書いていこうか。

まずはやっぱりうさぎちゃんからかな。

月野うさぎセーラームーン。久保史緒里。

配役を見ての第一印象は、絶対合ってる、だった。久保ちゃんがセーラームーン役なら大丈夫。Team MOONもTeam STARも大好きだったからキャストを変えて再演ってどうなんだろうって思った僕の不安は一瞬にして吹き飛んだ。

ただそれは僕視点の話で、久保史緒里視点で見れば、

彼女の
天真爛漫な明るさ
人を惹きつける魅力
愛で溢れる人柄
太陽のような笑顔
繊細な表情
揺れ動く乙女心
宝石のように美しい涙
誰かを守れる強さ


その全て、私にはないもの、
私の憧れるもので。
そんな彼女を知れば知るほどに、
数えきれない程の感情が湧き出ては、
胸がいっぱいになりました。

というように「その全て、私にはないもの、私の憧れるもの」だった。

色んな人に支えられて彼女は月野うさぎに、セーラームーンになっていった。

でも僕はこうも考えられると思う。彼女ははじめから全て持っていた。持っていたけど気づいていなかった、忘れてしまっていた。色んな出会いを通してそれらを思い出していった。正しくセーラームーンのように。

だってそうじゃない。「天真爛漫な明るさ」も、「人を惹きつける魅力」も、「愛で溢れる人柄」も、「太陽のような笑顔」も、「繊細な表情」も、「揺れ動く乙女心」も、「宝石のように美しい涙」も、「誰かを守れる強さ」も、全部乃木坂46の活動を通して見てきた、感じてきたことだもん。久保史緒里が、久保ちゃんが、しーちゃんが持っていたものだもん。

 

そしていざ幕が上がると、彼女はやっぱりうさぎちゃんだった。セーラームーンだった。彼女自身が持っていたものに、まわりのみんなと試行錯誤したものが加わって、彼女は月の国のお姫様になった。

とっても素敵な変身シーン。アニメの世界が現実に目の前に存在するかのよう。いや、それ以上にキラキラだった。うさぎちゃんからセーラームーンへ。「普段は泣き虫」「趣味は寝ること食べること」な女の子から愛と正義の戦士へ。ムーン組曲中の「うふっ」が前回のとは違ってて、ほんとに可愛くて可愛くて素敵だった。

うさぎちゃんについてはまた各々で触れるのでちょっと休憩。

 

次は亜美ちゃん。

水野亜美セーラーマーキュリー向井葉月

うさぎちゃんが1番最初に出会うセーラー戦士。その亜美ちゃんが久保ちゃんと同じ3期生で、そして仲のいい葉月でよかったと心から思う。

最初はどうなんだろうって思ってた。だって僕が知ってる向井葉月からはどうしたってイメージできなかったから。亜美ちゃんはおとなしくて上品で頭脳明晰なお嬢様。全然結びつかなかった。でもね、ちゃんと亜美ちゃんだった。葉月じゃないみたいだった。もちろんいい意味で。

最初はもっと葉月らしさを出せばいいのに、って思ったけど違った。自分とは全然違う亜美ちゃんの中に自分と同じところを見つけてどこまでも亜美ちゃんであり続けてた。

うさぎちゃんの近くでいつも冷静にうさぎちゃんを助けてくれる。味方でいてくれる。久保ちゃんと葉月だからこそのうさぎちゃんと亜美ちゃんだったと思う。

千穐楽のカテコで言った言葉がとっても素敵だった。「20年間探していた女性としての何かを見つけられた」。これこそセーラームーンじゃん。女性として、ってところがこの作品の軸になってるところなわけでさ。「お笑い担当みたいになってるけど違うんです、面白いことが好きなだけ」って話もshowroomであったけど、これから葉月はどんどん可愛く綺麗に、そして強くなっていくんだろうなって思うし、とっても素敵なことだなって。

ちなみに僕はマーキュリーの組曲が1番好き。「水浸し♪」のところが振付込みで好き。

 

はい、次はレイちゃん。

火野レイ。セーラーマーズ。早川聖来。

すごかった。もうほんとにレイちゃん。普段のへにょへにょの感じからは想像できないくらい。ビジュアルがもうレイちゃん。スタイルエグい。見た目でレイちゃんなのに喋るともっとレイちゃん。これで初ミュージカル、この世界に入って1年ってどれだけ末恐ろしいんだって感じ。プリンシパルでもすごかったけどそれ以上。今後きっと1人でも板の上に立っていくんだろうなって思う。

お嬢様言葉が全く違和感なく、いやそれしかないよねって感じでめちゃくちゃ綺麗で可愛くてカッコいい。綺麗でカッコいいだけじゃなくて可愛いもちゃんとあるの。13日ソワレの『運命の貴方へ』の最後5人でぎゅってなるところでうさぎちゃんのほっぺをツンツンしてたのなんか可愛すぎて。

あとはジェダイトへの愛。愛と書いてラブと読む愛。これまた13日ソワレの話でそのカテコでのことなんだけど、話が終わったと思ったら最後に付け足しで、「今日でみなさん四天王のこと大好きになったと思うんですけど、ジェダイトは私のなので好きにならないでください」って照れながら言ってたの尊すぎてやばかったし、それに対してジェダイトも照れながら「好きだよ」って言っててもう死ぬかと思った。またジェダイトのところで書こうと思ってるけどジェダレイのラブな感じがたまらなく好きだったな。

 

まこちゃん。

木野まことセーラージュピター伊藤純奈

純奈は何も心配してなかった。だってまこちゃんだもん。ジュピターだもん。カッコいいし、スタイルいいし、低音もなんかまこちゃんっぽいし。いざ劇場で見てもやっぱりまこちゃんだった。うさぎちゃんとの出会い、まこちゃんが自分のカバンを投げてうさぎちゃんを抱えて助けてあげるシーン。まこちゃんがなるちゃんに投げるカバンが殺人的な速さでカッコよくて、助けたうさぎちゃんのめくれちゃったスカートをサッと直してあげるのが優しくて、あぁまこちゃんだ、って思った。

ほかの乃木坂メンバーが純奈よりも後輩で、舞台経験も少なくて、だからお稽古初日から「私がやったらな」って思っていたって話があって、純奈がいなかったらほかの戦士達のとてつもない成長はなかったんだろうし、カテコで隣になる美絵子さんとはいつも笑い合ってたりほかのキャストの方と楽しそうに話してる姿を見ると、5戦士の中ではお姉ちゃんでもちゃんと甘えられる場所もあったんだなって嬉しくなった。

ネフライトとの絡みが好きで、純奈もShinさんもスタイル抜群だからこれぞ美男美女カップル、みたいになってて見てるだけで幸せだった。ネフライトを庇うシーンが大好き。

 

5戦士最後、美奈子ちゃん。

愛野美奈子セーラーヴィーナス。田村真佑。

キャストが発表されて正直1番心配だったのがまゆたん。プリンシパルでは回を追うごとによくなってたとはいえ、最初に選ばれた回はちょっと心配しちゃうくらいだったし、舞台経験のあるせーちゃんが今回選ばれたのとは意味合いが違うと思った。加えて5戦士のリーダーであるヴィーナスを演じるのに5人の中で1番後輩。ちょっとじゃないねこれ、だいぶ心配してた。

でもそんな心配は全部いらなかった。美奈子ちゃんだった。ヴィーナスだった。まずビジュアル。金髪がここまで似合う子いるのってくらいめちゃくちゃ似合ってたしめちゃくちゃ可愛かった。そして「遅れて登場」するVちゃん、セーラーヴィーナスはみんなのリーダーだった。お稽古では「純奈の方がリーダーに見える」って言われたこともあったって話してたけど完全にまゆたんがリーダーだった。クインベリルにとどめを刺すシーン、叫びながら剣を振るうその姿が最高にカッコよかった。正しくリーダーだった。

プリンシパルの時は台詞回しが早くなっちゃったり滑舌がよくなかったりで聞き取りづらいこともあったけどそういうのもめちゃくちゃよくなってた。座組みの誰もが「真佑の成長スピードはすごかった」って言ってて、お稽古から本番、本番期間、そしてその本番でも1幕から2幕でグッとよくなって、それが1人で戦っていたVちゃんが仲間と出会ってリーダーとして大きくなっていくように思えて僕は何度も何度も涙を流した。

戦士のみんなやキャストの方々がたくさん声をかけてくださって、良いところは沢山褒めてくれて、改善できるところはたくさんアドバイスをくれて、そのおかげで私は私なんかがって思わず、自分のできるセーラーヴィーナス愛野美奈子ちゃんを精一杯演じようと思えるようになりました!

色んな人に力を貰ってヴィーナスに美奈子ちゃんになったまゆたんがとっても素敵で、このブログを読んで僕は泣いてしまった。まゆたんがヴィーナスでよかった。

ちなみに気づいてたけど僕は本質的にヴィーナスが好きらしい。

 

 

今回は演出的にも5戦士の絆がより見えるようになってたと思ってる。特に“目を合わせる”ところが増えてた。『運命の貴方へ』の「大好きな君〜♪」で4戦士が並んで順番に前を通って目を合わせて頷き合うところとか、サビで5人がムーンを中心に広がってマーキュリーから順番に目を合わせていくところとか。色んなところで5人の絆、プリンセスと守護戦士の絆が見えてその度にあぁ尊いって泣いてた。誰もが言う「この5人でよかった」って、たとえこの5人じゃなくても同じ言葉を言うんだろうけどそれでも、「この5人でよかった」。本当に。

千穐楽の『運命の貴方へ』。1番最初に泣きそうになって、それでも耐えて気丈に振舞ってたせーちゃんはレイちゃんだったし、それにつられて泣いちゃって、泣きながらでもなんとか歌ってその次のシーンではちゃんと切り替えてたまゆたんは美奈子ちゃんだし、後ろ向きで泣きそうなのをぐっと堪えて正面向いた時にはそれを見せない葉月は亜美ちゃんだったし、裏でしか泣かない、カッコいい純奈はまこちゃんだったし、1番泣きそうなのに全くそんな姿を見せない久保ちゃんはうさぎちゃんだった。5人全員がそれぞれ、セーラームーンで、セーラーマーキュリーで、セーラーマーズで、セーラージュピターで、セーラーヴィーナスだった。前回も思ったけど、この5人での続編が見たい。ちびうさと出会ってからの物語を僕は見たい。

 

 

 

ここからは地球国。

セーラー戦士以外のキャストは前回から継続。

 

まずは四天王。

ゾイサイト。小嶋紗里さん。

今回は狂気さが増してた。四天王の最初の曲、『我らダーク・キングダム』の時のゾイサイトが瞳孔ガン開きでめちゃくちゃ好きだった。去年の映像を確認したけど今年の狂気さはほんとにすごかった。

あとは末っ子感。ゾイの末っ子感可愛い。カテコで挨拶して戻る時にネフライトジェダイトクンツァイトに抱きつきにいってるのにゾイだけ遅れちゃった回があってほんとに可愛かった。

そしてやっぱりマーキュリーとの絡み。ダンスパーティーもそうなんだけど好きなのは月での回想シーン。演出的に光は当たってないから影しか見えないんだけどそれでも想い合ってるのが伝わってきて毎回うるっときてた。

 

ジェダイト。武田莉奈さん。

今回のテーマは「リアリティ」らしいんだけど、バスのアナウンスとか車掌さんの感じは前回よりもリアルになっててびっくりした。

ジェダイトは、ていうかジェダレイは前回もそうだったようにガチ感があって好き。せーちゃんはジェダが誰かに好かれてることに嫉妬してばっかりで嫉妬の戦士セーラーランゼよりも嫉妬深かったと思う。それはジェダイトに、そして莉奈さんに魅力がとってもあるから。宝石店強盗に失敗しちゃって怒られてるところとかもとっても可愛らしくて好きだった。

 

ネフライト。Shinさん。

大好き。超カッコいい。「俺のお姫様」で毎回心の中でキャーキャー言ってた(前回から)。っていうのは置いといて、Shinさんは前回が終わってからアクション教室に通い始めて、どこまでも役にストイックな人。ネフまこの殺陣だけ一段階上にあってめちゃくちゃカッコよかった。基本的にネフのアクションは負けることが多いんだけど、その負け姿もカッコよくてとっても素敵だった。

あと「お前の全てを俺に寄越せ」とかカッコよすぎる。そのくせすぐ負けちゃってしまいにはジュピターに助けられるの。ダサいけどそれもカッコいい。ネフは特に好きだから色んなカッコいいところが出てきちゃう。

そしてShinさんは純奈が甘えられる人。普段は5戦士の中でお姉ちゃんな純奈を包み込んでくれた人。そう、ネフまこもガチ。そういうところも好き。舞台上ではめちゃくちゃカッコいいのにカテコでは乙女になるShinさんが好き。1番に泣いちゃうShinさんが好き。

 

クンツァイト。安藤千尋さん。

クンは相手のヴィーナスの登場が遅いからダンスパーティーではロックンローラーだし、その流れでクラブクラウンではDJだしで色んな姿が見られてとってもいい。ダンスパーティーでのルナとの「猫ちゃんはお外だよ」っていう絡みも、クラブでのぐりおとジェダにヘッドホンをつけてあげるっていう絡みもお茶目で可愛かった。

あとはやっぱりクン美奈の絡み。ここは、てかここもガチ。まゆたんがガチ。このペアずーっとイチャイチャしてる。バックハグえぐい。ムーンライト伝説の時のお馴染みのセーラー戦士と四天王のイチャイチャ、他のペアは客席の自分たちのサイリウムカラーを探して手を振ってるのに、クンツァイトヴィーナスペアだけ永遠に両手繋いでニコニコしてたり。クン美奈尊い

千尋さんは座組みのお父さん。千尋さんがみんなを包み込んでいる感じは見ていてとっても嬉しいし素敵だなって思う。

 

 

四天王とエンディミオンの絆が泣けてさ、記憶を取り戻した四天王が「俺たちは今度こそ、王子と王子の大切な人を守る」ってセーラー戦士を庇ってベリル様にやられるシーンで毎回ぼろぼろに泣いてて、2幕はここら辺から終わるまでずっと泣いてた。最後にエンディミオンに姿を見せるシーンも号泣だった。

敵キャラとしても、記憶を取り戻してからも、それぞれが魅力的で、四天王みんなのことが好きだし(ネフが1番好き)、四天王と4戦士のカップリングもそれぞれの魅力があって大好きだった。前回も今回も。

 

 

次、まもちゃん。

地場衛。タキシード仮面。石井美絵子さん。

まもちゃんにも美絵子さんにも僕はもうとっくに惚れてる。スペシャルライブショーではサイリウムをまもちゃんの白にしてたり、美絵子さんにお手紙を書いたり、セラミュじゃない舞台を観に行ったり。13日ソワレの最初の「セレニティ〜♪」で泣きそうになっちゃったくらい。と、それはまあ置いといて。

美絵子さんがタキシード仮面を演じてくれるから僕はセラミュが好きになってセーラームーンが好きになったと言っても過言ではないくらい。美絵子さんがいなかったら前回も今回も何公演も観に行くことはなかったと思う。セーラームーン愛に溢れた美絵子さんがどこまでもこの作品に真摯に向き合って、そして今回は史緒里ムーンと運命的に出会い深く惹かれ合うことで素晴らしい舞台になったんじゃないかなと思ってる。

千穐楽カテコでの「セーラームーン、史緒里と出会ったことがミラクルロマンス」って言葉が忘れられない。嬉しかった。美月ムーンとも小百合ムーンとも、嫉妬するほど愛し合っていたタキシード仮面が、新しいムーンとどういう付き合い方をするのかって思ってて、でも美絵子さんは同じように、いやそれ以上に史緒里ムーンと愛し合って、向き合って、2019年版のセラミュを作ったんだなって。美絵子さんのインスタ見てよ。めちゃくちゃ愛に溢れてるよ。僕は何回も読んで何回も泣いてる。

これも千穐楽のカテコでの言葉で、「去年タキシード仮面は孤独なんだなって思って、その孤独が今年四天王との2年の絆で音を立てて解けていった」っていうのも涙が止まらなかった。セーラームーンとの絆もあるけど、四天王との絆もとっても強くてとっても素敵。まもちゃんがタキシード仮面として生きるようになって、ようやくセーラームーンに出会うけど、やられちゃって操られて、やっと解放されたかと思ったらかつての仲間だった四天王はいない。タキシード仮面のそんな孤独が四天王との暖かい絆で解けていった。こんなこと言われたら泣くでしょ。地球国万歳。

 

劇中うさぎちゃんとまもちゃんが惹かれ合っていく過程で端折られてるところが結構あって、冷静に考えると急に「うさこ」って呼んだり急に時計をあげたりするのも、お泊りしてなんやかんやあってっていう過程をすっ飛ばしてるから意味わからないんだけど、あとはうさぎちゃん以外の4戦士のパーソナルなところがあんまり描かれないからどういう人なのかっていうのが掴みづらかったりするんだけど、でもそこに何があったのかって観る人それぞれが想像することができる余白があるって考えると素敵だなって僕は思う。(原作ファン、既存のセラミュファンにそういうところを否定されるのは悔しかったりする。)

 

あとうさまもがやっぱり尊い。久保ちゃんが本気で美絵子さんのことが好きだから、この感情を言語化するのはちょっと難しいんだけど、そんな2人を見ているだけで幸せになる。なんだか嬉しくなる。最後の「まもちゃん、大好きよ」で毎回号泣してる。まもちゃん、大好きだ。

 

 

まもちゃん書きすぎた。一旦落ち着いて、次はベリル様。

クイン・ベリル玉置成実さん。

成実さん。なみ姉。前回は座組みのお姉ちゃんだったのに今回はママになりましたって。成実さんはやばい。何あのスタイル。ベリル様美しすぎる。

ベリル様はただの悪役じゃなくて、うさぎちゃんと真逆のようで実は同じ。王子エンディミオンに恋する乙女。ヴィーナスの一撃で倒されたシーンのベリル様の最後の『暗闇』、そしてうさまもの『memory 愛の記憶』。同じメロディラインで対になっているこの2曲が、ベリル様とうさぎちゃんは本質的には同じなんだと言ってるようで、でもその想いは叶わなくて、悲しい運命に涙が止まらなかった。

 

 

ルナ。松本美里さん。

前回も人形操作がすごくてそこにルナがいるようだったけど、今回はさらに進化してているようだじゃなくてそこにルナがいた。うさぎちゃんたちと一緒にその世界を生きていた。

今回から目が動くようになってたの。瞬きするの。優しい目も、攻撃的な目も、呆れてる目も、全部違ってて、そこにルナがいるって思うには十分すぎるくらいだった。

あとはいろんな人とのやり取り。上で書いたクンツァイトとのちょっとした絡みみたいなのが四天王それぞれであったり、セーラー戦士とかまもちゃんとかの肩に乗ったり手を取り合ったり。そういうちょっとした仕草でもルナもこの世界に生きてるんだって思わせてくれた。

 

 

なるぐりは一緒に。

なるちゃん。

大阪なる。山内優花さん。

ぐりお。

海野ぐりお。田上真里奈さん。

 

数少ない一般人代表。この2人がいることでうさぎちゃんも普通の女の子なんだと忘れないでいられる。日常シーンもそうだけど特にベリル様が消滅した後地球が滅亡しかけている場面の繋ぎ。

ぐ「なるさん、地球、滅亡ですよ、、、手、繋いでもらえますか」

な「うん」

ぐ「、、、(泣)」

な「何泣いてんのよ」

ぐ「ごめんなさい。僕が守ります」

な「あてにしてないわよ」

 

な「セーラー戦士たちが助けてくれる、帰ろう」

ここはもう毎回泣いちゃう。いやその前から泣いてるんだけど。セーラー戦士のようにヒーローにはなれないけどなるちゃんを守ろうとするぐりおにも、その想いをわかったうえで「あてにしてない」と言いセーラー戦士を信じるなるちゃんにも。

あとはちょっとしたネタ。レイちゃんパートで出てきたなるちゃんがムーンポーズとマーキュリーポーズをしてたり、まこちゃんに「その制服?」って言われてぐりおがなぜかお尻を隠してたり。そういうちょっとしたことが好きだったりする。

あとやっぱりSPライブショーの戦士紹介の煽り。優花さんの煽りめっちゃいいよね。盛り上がれるし。たのうぇいさんの「ぐりおも」ってのもいいしぐりおコールしちゃう。

 

 

最後、アンサンブルのみなさん。

うさぎちゃんの部屋の物からクイン・メタリアまで務めるアンサンブル。この6人がいなければこの世界は成り立たない。

こういう役回り僕にはできないし単純にすごいなと思う。どうやってひとつひとつの役割で気持ちを切り替えてるんだろう。

1番好きなのはなるちゃんとぐりおも一緒の最後の『おはよう8ニュース』。あの感じほんと大好き。一気に日常に戻るあの雰囲気にアンサンブルのみなさんがぴったりすぎる。「ジリリ、ジリリ」が聞こえてくるだけで笑顔になる。そして泣けてくる。うん、大好き。

 

 

 

はい、終わり。最後の方だらっとなってしまった。

全体的な話に。

 

セーラームーンもタキシード仮面もメタリアを倒すために生まれ変わったわけでは決してなくて、クイーンの「あなたの生まれ変わった意味もそこにあるのだから」っていう台詞が最後のうさまものシーンに繋がってる。ただ暗い重い話じゃなくて愛の物語になる。そういう愛の物語が舞台上で紡がれてセーラームーンの世界を作っていて、そしてそれを見ることができるのがほんとに尊いんだよね。本質的には暗いし重いんだけどキラッキラに眩しいほど輝いているあの世界が大好きで、そんな世界とそこで生きる人たちとまたお別れしなきゃいけないのが寂しすぎる。

 

曲も全部大好き。特に好きなのは1幕終わりの『運命の五人』。

プリズムで結ばれた 私たちのハートを

夜空に瞬く光 集めて月明かりの下 輝きだす

ただひとつの奇跡待ってたの

一人じゃないよこんなにも煌めいて

ただひとつの月見つめてたの

今は見えない星たちも煌めいて

さあ 今 月よ 星よ 私を導いて

さあ 今 月の 星の 遠い記憶遥かな願い

曲中ベリル様の「奪え!奪うのだ!」から四天王とセーラー戦士の歌が重なっていくともう涙ぼろぼろになっちゃってた。大好き。

 

あともう1曲は勿論『運命の貴方へ』。

大好きな君 愛しい思い出

出会うために生まれたんだね

そうよ時を超えて 巡り会えたから

運命の君 大切な貴方

守りたいの 守らせてよね

どうかこの想いが届きますように

今ここに 全て懸けて

恐れないで 戦うのよ

光 集め 輝き放て

Moonlight Moonlight

満ちては欠ける月

たくさんの顔見せる

Starlight Starlight

輝くその笑顔

いつまでも抱きしめたい

Moonlight Moonlight

満ちては欠ける月

たくさんの顔見せる

Starlight Starlight

輝くその笑顔

いつまでも抱きしめたい

運命の貴方へ

いや泣く。決着がついて4戦士が復活して歌うこの曲。泣くでしょ。5人で歌うんだよ。上にも書いた千穐楽のなんかぼろっぼろ。もうほんとに大好き。音源化してくれ。

 

 

 

これで最後。スペシャルライブショー。

M1 セーラー戦士紹介 コール&レスポンス

M2 セーラー戦士組曲メドレー

M3 ラ・ソウルジャー

M4 愛のStarshine (ソーラーミラクルメイクアップ から変更)

M5 運命の貴方へ

M6 ムーンライト伝説

アイドルが演じるセーラー戦士がアイドルになってライブをする。こんなに尊いことがあっていいのか。もう幸せいっぱいのステージ。

イントロのゾクゾク感が異常なラソル。愛のStarshineは今回からだけどとっても可愛くて。劇中よりも可愛いが満載の運命の貴方へ。そしてムーンライト伝説

ムーンライト伝説の2番からはセーラー戦士だけじゃなくてほかのキャストも出てきて大団円で終わるのが尊すぎる。これは前回もそうだったけど今回もやっぱり尊すぎて、四天王登場にキャーキャー言ってたし、まもちゃん登場にもキャーキャー言ってた。全部大好き。みんな大好き。

 

 

 

これでほんとに終わり。だらだらと書きすぎた。絶対誰も読んでない。でもいいんだ。自分のためだから。僕自身が思い出すために書いたんだから。うん。

 

 

こんな大好きな世界とお別れしなきゃいけない。こんな大好きな人たちとお別れしなきゃいけない。寂しい。もう会えないなんて。寂しくて寂しくて仕方ない。この寂しさを紛らわす方法は1つしかない。

そう、上海公演に行けばいい。上海に行けばまた会うことができる。まばゆいほど光輝くキラキラなセーラームーンの世界にまた行くことができる。

僕は上海公演のチケットを国内チケット期限ギリギリで買った。来月上海に行く。もちろん1人で。ちなみに初海外。

めっちゃ怖いしビビってるので現地だけでも一緒に動いてくれる方がいたら声をかけてほしい。ブログでもTwitterでも。

 

 

ということでまだお別れじゃない。寂しいのは寂しいけど、でももう1度だけ会える。

 

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不思議な奇跡クロスして

何度も巡り合う

 

 

2019/10/20 24th全国握手会@幕張メッセ

(セラミュブログは絶賛書いてるのでもう少々。)

 

 

寝坊した。

9時過ぎに着いてる予定が11時に着いた。

ナメてた。

前回の愛知全握が割と空いてたから混んでてもまあ知れてるかなとか思ってたけど普通に激混みだった。

案の定飛鳥ちゃんレーンも激混みだった。

久しぶりに「うわしんど」って思ったくらい。

 

握手できたのは17時前。

並び始めて6時間。

 

齋藤飛鳥 10枚

僕「またね」

飛「また」

 

 

たった10秒だけど、しょうもないことしか話してないけど、それでも大好きな人に会うためなら6時間くらい並べる。

会えてよかった。

1ヶ月半ぶりでも永遠に大好きだった。

12月の全握まで会えないのは寂しいけど会えたことを糧に頑張って生きていくよ。

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「またね」

アンダーライブ2019@幕張メッセ千穐楽~進化と深化と真価~

アンダーライブ@幕張メッセ2日目千穐楽レポブログ。初日もチケットを持っていたけど、どうしても外せない仕事で行けなかったのでこの日に懸ける僕の想いは強い。1時間前に会場に着いてアンケートを書いて座席へ。上手側3階スタンド。正直興ざめするザンビのVTRを挟みつつライブ待機。

影ナレ 佐藤、吉田

M00 OVERTURE

ーダンスパフォーマンス

M01 狼に口笛を(C:岩本)

M02 自惚れビーチ

M03 13日の金曜日(C:渡辺)

M04 滑走路

M05 シークレットグラフィティー(C:岩本)

ーMC 

M06 嫉妬の権利(C:理々杏、中村)

M07 三角の空き地

M08 あの日 僕は咄嗟に嘘をついた(C:阪口)

メドレーコーナー

M09 別れ際、もっと好きになる(C:寺田)

M10 不等号(C:山崎)

M11 その女

ーMC 渡辺 中村、鈴木、山崎、吉田

ユニットコーナー

M12 自由の彼方(中田、和田)

M13 My rule(理々杏、岩本、寺田、佐藤、阪口)

M14 君が扇いでくれた(中村、山崎、吉田)

M15 ブランコ(鈴木、渡辺)

ーMC 

M16 君は僕と会わない方がよかったのかな~Acoustic ver.~

M17 初恋の人を今でも~Acoustic ver.~

M18 誰よりそばにいたい(C:岩本)

ーMC お悩み相談

M19 新しい世界

M20 ここにいる理由(C: 理々杏)

M21 風船は生きている

M22 アンダー(C:岩本)

M23 日常(C:岩本)

ーMC 岩本

M24 ~Do my best~じゃ意味はない

 

EN1 生まれたままで(C:岩本)

EN2 左胸の勇気

EN3 涙がまだ悲しみだった頃

EN4 春のメロディ

EN5 扇風機(C:岩本)

ーMC 

EN6 乃木坂の詩

 

WEN 岩本挨拶

横アリの映像を中心としたVTRと共にOVERTUREからライブはスタート。ダンスパフォーマンスを経て1曲目は狼に口笛を。正直イントロでの蓮加ちゃんの煽りで1回涙腺やばかった。アンダーライブ開催発表で不安で泣いてた子のあんな姿見たら泣きそうになる。続く自惚れビーチは絢音ちゃんの煽りが可愛い。コールが定まってない頃僕は今回みたいな「カモーンカモーンカモーン」を一緒に歌うのをやってて好きだったから今後も続けて欲しい。13日の金曜日はアリーナにトロッコ登場。みり愛ちゃんの甘々ボイスが可愛かった。ステージに戻っての滑走路サイリウムの色変えなしで純粋に曲を楽しめたのがいい。(夏のツアーではサイリウム消してた。)滑走路の蘭世ちゃんは特別に可愛いから好き。そして舞台でいないちまの代わりに蓮加ちゃんセンターのシークレットグラフィティーで最初のブロックは終了。

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MC明けはりりーれのちゃんWセンターで嫉妬の権利。会場は真っ赤に。てっきり蓮加ちゃんと誰かかと思ってたからびっくりだったけどとってもよかった。続いて花奈ちゃんセンター曲の三角の空き地。イントロが聴こえてめちゃくちゃ嬉しかった。中田花奈の「私を見ろ」と言わんばかりの最高最強ダンスを見れる大好きな曲。オレンジっぽいライティングが曲に合っててとっても素敵で泣いてしまった。あの日 僕は咄嗟に嘘をついたはたまちゃんセンター。井上小百合卒業のこのタイミングで誰がセンターをやるのかって結構重要なところだったと思うんだけどたまちゃんがセンターをやったことの意味は大きいはず。

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ここからはメドレー。まずは別れ際、もっと好きになる。アンダーライブでこの曲をやるのは実に近畿シリーズぶり。蘭世センターで1発目のサビのみですぐ次の不等号へ。センターはれなちさん。ステージセットを使ったフォーメーションと演出がめちゃくちゃカッコいい。そして1番終わりで途切れることなくその女へ。蘭世のソロダンスがカッコいいし可愛いしでたまらんぜだった。このメドレーはMIXが最高だったし曲の繋ぎ方がシームレスで激アツだった。

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MC明けはユニットコーナー。花奈ちゃんまあや2人の王子様による自由の彼方。これがもう最高だった。超カッコいい。アリーナトロッコで客席を挟んで向き合って歌ってた場面は鼻血出るかと思った。続いてりりーセンター、蘭世、蓮加ちゃん、楓ちゃん、たまちゃんでMy rule。大サビまではテンポを落としてゆったりと。大サビはオリジナルに戻して振りもオリジナル。まわりのメンバーを見て「私先輩やん」と言っていた蘭世ちゃんが可愛い。君が扇いでくれたはれなちさん、れのちゃん、あやちゃんの3人でバラードver.。衣装の冬っぽさに違和感はあったけど歌声はとっても素晴らしかった。ユニットコーナー最後はみり愛ちゃん、絢音ちゃんでブランコ。蘭世ちゃんのブランコが見たかったってのは勿論あるけど、それぞれのパートが長めなのが新鮮でよかったし、サビのダンスはしっかりオリジナルをやるのもよかったし、あと間奏のダンスが今回だけのものだったのもよかった。

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ここからは席に座って聴くバラードコーナー。1曲目は君は僕と会わない方がよかったのかな。会場は自然とピンク1色に。こうやって自然にそうなることがヲタクとしてはすごく嬉しい。続いて初恋の人を今でも。この2曲のバラードアレンジは曲の世界観をより濃く表現しているようで素敵だった。最後は誰よりそばにいたい。アンダー曲唯一のバラードソングが会場に感動を届け盛大な拍手でバラードコーナーは終了した。

 

開演前に募集したメンバーへの質問、お悩み相談コーナーを経てライブは本編最後のブロックへ。ここからがまさにアンダーライブの真骨頂。まず絢音ちゃんセンターの新しい世界。イントロとサビの入りが大好き。当時選抜だった蘭世ちゃんはゆったんポジ。中部シリーズが1年半も前のことに驚きを隠せない。ここにいる理由はりりーセンター。けもフレ舞台でレッスンもリハも時間がなかったなかで何曲もセンターを務め上げたりりーにはあっぱれ。続いて風船は生きている。イントロで一気に会場が白に染まっていったのを見てめっちゃ笑顔だったみり愛ちゃんの顔が忘れられない。アンダーライブでみり愛ちゃん→れなちさん→絢音ちゃんって繋がるの久しぶりな気がして嬉しかった。そしてアンダー。大切な大切な曲。メンバーの前に登場した幕には同じ振付で踊るシルエットが映し出されていた。間奏の蓮加ちゃんのソロダンスが素敵で泣きそうだった。乃木坂46で最も盛り上がる曲の1つにまでなった日常は今までのアンダーライブとはまた違った熱さを作っていると思ってる。最高だった武蔵野の森からライブを追うごとに進化していってるのが感じられるし多分この日1番盛り上がってた。

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MCでは座長蓮加ちゃんのお話。「ライブが終わったときに『かわいかった』で終わってほしくなくて。『パフォーマンスがカッコよかった』という印象が一番強く残っていてほしいので、今日は昨日よりそういう気持ちを全面に出してやれたかなと思います」と語り本編最後の~Do my best~じゃ意味はないへ。発表当初は特に歌詞に対してのネガティブな意見も多かったけど、今日の蓮加ちゃんの話を聞いた後の披露がすごく刺さってきて、“ああこの曲は蓮加ちゃんがセンターでやることにすごく意味がある曲なんだな”って思えて大好きになった。蓮加ちゃんがセンターで堂々とパフォーマンスを披露し無事に本編の幕は閉じた。

 

アンコールは一気に5曲のメドレー。生まれたままでから始まり蓮加ちゃん蘭世ちゃん絢音ちゃんみり愛ちゃんはスタンドトロッコへ。一般の天空席だけど近くまで来てくれて嬉しかった。左胸の勇気では他のメンバーがアリーナトロッコへ。アリーナトロッコがアリーナ席後方で集合する感じが東京体育館を思い出してなんかいい。涙がまだ悲しみだった頃を経てメンバーはステージへ戻り春のメロディー。花奈ちゃんセンターのこの曲はサビでサイリウムを回すのが楽しい。メドレーラストは蓮加ちゃんセンターで扇風機。当時最年少だった飛鳥ちゃんのセンター曲を現アンダー最年少の蓮加ちゃんがセンターでやるのがエモい。振りコピが楽しくて好き。

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MCでのみり愛ちゃんの「内心ちょっと心配でずっと隣で見てたんだけど、私がセンターの時なんかぼろ泣きして始まったのに、蓮加は泣かずにやり通した」がなんだか素敵だった。東京体育館の初日にぼろ泣きして怒られたみり愛ちゃんだからこそ色々思うところもあったのかなと思う。開催発表で泣いていた蓮加ちゃんが立派にセンターを務め上げたことを1番嬉しく思ってるのはみり愛ちゃんなんじゃないかな。

 

最後は恒例の乃木坂の詩でライブは終演、ではなく鳴り止まない「乃木坂46」コール。公演終了アナウンスが止まらないけど、それでもアンコールを続けて全員が“なんとかもう一度だけ”って願っていた空間が大好きだった。そしてそれに応えて出てきてくれたメンバーも大好き。台風がやばいから楽曲披露はできないけどそれでもと出ることを許してくれた運営も大好き。既定路線のWアンコールではなくあの場にいたみんなが“なんとか”って実現した最後の空間が僕は大好きだ。マイクを通さずの「本日は本当にありがとうございました!」がとっても清々しくてとっても素敵だった。

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楽曲、演出、構成の色んな所で今までのアンダーライブの場面を思い出して、アンダー楽曲全曲披露も相まって“アンダーライブの良い所全部やりますスペシャル”みたいなライブだった。アンダー楽曲だけのライブは4thから始まって、それ以降ユニット以外アンダー楽曲だけとかはあったけど全くなしっていうのは今回が初めて。今アンダーライブは第3章だと僕は思ってるんだけど、今までを取り入れてさらに進化させたライブだったと思う。改めてアンダー楽曲の幅広さ、奥深さ、そして強さを感じたライブでもあった。オリジナルもそこからガラッと変えたアレンジも、メドレーも全部良くて盛り上がったりしっとりとしたり感動したりできる、そんな楽曲たちを全部披露してくれた今回のアンダーライブ最高に決まってる。

 

今までのアンダーライブになかったものを取り入れ進化し、今までの良かったところを深化させ、そしてそれらがガッチリとハマりアンダーライブの真価を発揮した、そんなライブだったと思う。第3章に突入した(と思ってる)アンダーライブはこれからもその価値を高め、そしてそれに伴い初期のアンダーライブらしさはもしかしたら薄れていってしまうかもしれない。(かく言う僕自身も4thシリーズからしか知らない。)だがしかし、その変化は決して否定するものではないはずだ。それらを全部包み込む良さがアンダーライブにはある。進化し深化させ真価を発揮し続けていくアンダーライブの魅力はそんなことじゃ薄れないに決まってる。と、タイトルの意味を回収してこのブログを終わりにしようか。

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アンダーメンバーに幸あれ。